窯焚き 
 
土曜日、知り合いの陶芸家さんの薪窯の窯焚きに行ってきました。

窯焚きは4日間の日夜連続で行われたのですが、私とMさんの担当は、
窯焚き終盤の土曜日夜8時から次の日の朝10時位までの予定で。
徹夜での窯当番でした。

窯に着いた時の温度が1140度。
それを1時間に7度位ずつ上げていき、1240度位まであげたところで、
次の当番に引き継ぐのが理想コースということで。

でも、なんせコンピューター制御されていない、自然を相手にしているわけで。
そう簡単にいくわけではなく。
窯の穴から炎の様子や、温度計をみて、
薪の量や太さを考えながら、少しづつ様子を見て調整しながらの戦い。

凄く大変だけど、薪窯の面白さってきっとこういうところにあるんだなと。

私とMさんの当番の最初の方に、I先生も数時間お手伝いにきてくださり、
いろいろ教えてくださいました。ありがとうございました。

そして、試行錯誤しながらも、割と理想グラフに近い形で温度を上げていっていたその時!

衝撃のハプニングが起こったのです。

薪をくべる窯口のドアを吊るしてあるワイヤーが突然切れ、
窯口のドアが落下してきたのです。

吹き出す炎…

熱さ…

下がりはじめた窯内の温度…

パニック!!!

もう本当、あんなに焦ったことは今までにないくらい。(泣)


とにかく、窯口を塞がないと温度が下がりつづけてしまう。

塞がなきゃ!
でも何で塞ぐ?

辺りを見回したら、窯の棚板があったので、とっさにそれで塞ぐ。

今度は塞いだのはいいけど、どうやって薪をくべていく?

窯の温度を上げていくためには、窯口の開閉は手早くやらなくてはならない。

Mさんと相談して、1人が薪をもった状態でスタンバイし、
もう1人が棚板をサッともって外し、そこに薪担当が薪をなげこみ、
棚板担当がすかさず塞ぐと言う作戦に。

これ、書くと簡単そうに思えるかもしれないですがとても大変で。(T ^ T)

棚板を外すと炎が吹き出すから熱い!!
棚板自体も熱でだんだん赤く光ってきてて。
(鉄を熱すると赤くなってくる、あんな感じに)

いくら厚い革の手袋をしていても火傷しそうなレベルで。

そこで、窯場を見回すと、棚板が何枚かある事に気がつき、
棚板をローテーションして冷ましながら使う事に。

そうやっているうちに、窯主である陶芸家さんがやって来て。
事情を説明すると、前にもこういう事が何度かあったそうで。(^_^;)
そして棚板を使って塞ぐで正解だったようで。

張り詰めた心の糸が切れて、ガクッと気が抜けた。。。

今回、一緒に窯番を担当したのが気心知れたMさんで本当に良かったとおもいました。
ハプニングの際もとても心強かったので。
ありがとうございます、本当に。
感謝!





スポンサーサイト
 
コメントの投稿
 

管理者にだけ表示を許可する